島の散歩


日出島

岩手県 宮古市にある
日出島
(ひでしま)。

面積0.09平方キロメートル、周囲2キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
近くの集落から、日出島から朝日が昇ってくるように見えるため、
日出島という名がついた。
島の南北に尖った地形から、別名『軍艦島』とも呼ばれたこともある。
明治2年、新政府軍と旧幕府軍との海戦で、
旧幕艦が敵と誤り島を砲撃した実話もあるという。
日出島の地層は1億年前の地層があり、化石の宝庫として知られる。
明治32年には、アンモナイトなど亜熱帯にしか見られない、
生物の化石が発見され話題となった。
日出島は、『クロコシジロウミツバメ』の集団営巣地。
クロコシジロウミツバメは、
環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に分類される希少な鳥で、
黒くて、腰が白い希少な鳥。
1935年に、『日出島クロコシジロウミツバメ繁殖地』として国の天然記念物に、
また、2013年には、三陸ジオパークに認定されました。




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