秋田県 男鹿市にある 水島 (みずしま)。 無人島。 男鹿半島の先端、 入道崎のすぐ北に浮かぶ島。 島といっても、 岩礁のような島で、 外観は、標高1m以下の石ころが散らばっているような 様相だ。 江戸時代後期の旅人、菅江真澄は、 丸木に乗り、この島に上陸したという。 「女は磯でワカメをとり、男は海に潜ってアワビやサザエを採っていたと、」 当時の水島の光景を、 記しているという。 今は単なる岩礁に見える島も、 昔は賑やかな場所だったのだろう。