ところで、愛加那は?というと、
その後、子供たちは西郷本家に引き取られ、
愛加那は西郷と子供たちの思い出の家で、
一人寂しく暮らした。
鹿児島に来ては?との誘いもあったが、
島妻のしきたりを忠実に守ったという。
明治35年、畑仕事中に倒れ
65歳で生涯を終えた。

−おしまい〜。−
(写真:沖永良部島の夕日)
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